こんばんは。
TOMYです。
インスタにもあげましたが、こちらにも
【 同じレザー 】
レザーとはどんな素材なのか?
言わずとも、答えになるような写真です。
生きてた事、恵まれた副産物であった事。
それをどう加工して、なにに使うのか?
ブランドの商売都合、工程で生まれる、生産重視のなめしや
傷を隠す塗料で表情を潰したものが
皮肉にも、ハイブランドっぽさ
綺麗なレザー風
と認識された結果
過剰に軽くて、傷がつかない商品が沢山あります。
化学繊維の芯材に、レザーを1ミリ以下にして薄くしてシールみたいに貼り付ける。
傷がつかないように、レザーの表面は塗料でコーティングをする。
表記は「本革」
薄くて軽くて傷がつかない!いい!
と言うモノ作りには興味が無くりました。
技術の進歩は素晴らしいのですが、モノがこんなにある時代に、それでも作るなら自分はどうするか。
まずは素材の特徴と真っ当な生産背景を生かし切る事は大前提にします。
財布のデザインは、目立つ事を最優先にし無ければ、やはり形は似てきます。
同じ条件の紙幣や硬貨をいかにスムーズに使うか?
という問題解決ありきなので
後は細かな精度と、なにを大切にしているブランドなのか?という、「形」には見え辛い背景や価値観かもしれません。
TOMYMADEの財布は、植物性のなめしや、国産のホルスタイン種であった事を、可能な限り優先します。
コードバンはヨーロッパ原皮になるのですが、ただ単に美しいだけでは無く、こちらも植物性がタンニンなめしである事、発色の良さがありながら、素材の地がわかる透明感ある染料仕上げである事もラインナップの理由です。
ユニセックスとあえて付け加えるのは
この、素材感や経年変化を、無骨、ワイルド、というメンズオンリーな野暮ったさでごまかさない為です。
経年変化もするけど、男性だけじゃなく女性にも選ばれる
そんなクオリティとデザインがTOMYMADEの特徴です。
後は、使い手のスタイルでお好きなように!と。
それではまた。