こんにちは
TOMYです。
今日は前回に続き電車での
ある日のひとコマシリーズです。
総武線ならではのカルチャーを感じることがあります。
それは両国とお相撲さんにまつわるシーン
力士はもちろん、お客さんやファンの方の会話が飛び込んでくることもちょこちょこと。
また、力士の近くで香る
鬢付け(びんつけ)油と呼ばれる、まげを結う際に使う油の香りもそのカルチャーの片鱗でしょう。
甘くて品のある良い香りです。
その日の車内では
隣で20代前半くらいの女性がお母さんに“東京のこと”を教えていた。
少し興奮気味に、誇らしげに、キラキラとお母さんに話す娘さん
それを優しく「すごいねぇ」と受け止めるお母さん。
大人になり新しい世界のこと
知っている事を次々とお母さんに投げつける娘の姿に
設定は
上京した娘さんと会いに来たお母様だなと。
お母様は話の内容よりも、その瞬間に輝く娘さんを見てるのが一番
再会での嬉しさと
優しさがお母さんの中には溢れているのだろうと。
僕は勝手に受け取っていました。
会話は続きます
娘さん「お相撲さんはさぁ!先輩力士が先に電車に乗るのを見送らなきゃ行けないから、あちこちで挨拶に動き回ってるんだよ!」
お母様「え〜、そうなのねぇ〜」
僕も細かな真意はわからないながら、
心の中でお母さんと一緒に
え〜そうなのねぇ〜
といった感じで豆知識が入ってくる状況。
娘さんは止まらない
娘さん「お相撲さんはさぁ!近づくと高級デパートみたいないい匂いの香水つけてるんだよねぇ!」
お母様「え〜!そうなんだぁ!意外だねー!」
僕の内心「違う違う、まげの油」
娘さん
「やっぱりさぁ、相撲部屋で流行ってるんだろうね!」
お母様「縦社会だろうしねぇ」
僕の内心「まげの油。まげの油。まげの油。」
目の前で繰り広げられる誤報に
ヤキモキしながらも
ちょっと面白く、愛らしい2人でした。
巧妙な掛け違いはこれからもありそうなお相撲さんの香り問題。
実際にいい匂いがするもんだから。
そんな、なにげない日常を堪能しながら
僕はFUHENROOMに向かったのでした。
おしまい。
あと最後にそれっぽい情報も。
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それではまた。