こんにちは。
TOMYです。
最近は店舗兼アトリエのブラッシュアップと製作をしています。
正式なオープンを4月中にはしたいと思っていますが、コロナもあるので、意外と3月の予約制は、お客様側にも良い状況なのかなと
諸々検討中です。
そんな中、お問い合わせや、ご来店頂きましてありがとうございます。
予約制という、連絡する手間がひとつある中、ご興味を持って頂けてとても嬉しいです。
引き続き、お気軽にお声掛けください。
そんな日々の中で最近改めて、商品や作品、取り組みの
【 価値 】
についてよく考えます。
価値がある事。
言葉にすれば当たり前の事なのですが、
ずっと大切で
そうあり続けるのは簡単では無い事だとも思います。
遡ると
価値というものを強く意識したのは
20代半ばを過ぎた頃(レザーを事業にし始めたタイミング)
日頃からお世話になっている、飲食店を経営されている方とのラインのやりとりでした。
文面でのやり取りをして、終わりのメッセージの最後には
「お互いこれからも価値あるサービスを提供していこう!」
という内容がありました。
シンプル。
そして爽やかな言葉ですが、当時の僕にはとても新鮮な言葉だったのが本音です。
なぜなら、僕が出会って来た、色々なひと、シーンの中で貰った事の無い言葉でした。
個を高めて、チームで勝つ野球でも
技術を高め、時間とモノと向き合う職人の世界でも。
デザインの人とも、アートの人とも。
少し違う話をする事が多かったのです。
【価値あるサービス】
【 価値 】
、、、
すぐには自分の中に浸透はせず、
しかし、日々の中で自問自答をするようになりました。
え?なんだろ?
つまりは、、
ようするに、、
と。
それはまるで山崎まさよしさんの
Onemore Time One more Chance
の歌詞ようで
交差点でも夢の中でも探しました。
こんなとこに居るはずも無いのに、、と。
無理もありません。
未熟者が情熱だけで走り出した燃料は
他者との違いを見せつけて、
こんなのをつくりたい!
どうだ!
みたいな純度の高いエゴと欲にまみれた燃料だったので。
まぁ、大事な事ではありますが。笑
そして、少しずつ理解出来るようになっていきました。
あぁ、なるほど
どの職種も、才能や表現は違うけど
商品や食べ物
形あるモノ
そこが全てではなく、
ゴールでは無いのだなと。
結局
モノや職種は人それぞれの
手段。で
個性で方法で
大事なのは
【 誰に、なにに対して 】
【 なにができたか 】
なんだなぁと。
自分の中で高まってできたこの
一品、一皿、一着、一点、
他、サービスは
環境や、人にとってなにができたのか?
そこが価値なのだなぁと。
もちろん、自分一人でも満たす事が出来れば、有意義で立派な趣味になると思います。
仕事や、生き方なら、自分以外への影響が必要です。
理解だけでは無く体現する必要がありますし
価値があると思って生まれたものも
全てがそうもいかず、今後もトライ&エラーの連続です。
それでもやっぱり永遠のテーマでしょうね。
長くなりましたが
書きたかったのは、
このコロナの影響による世の中の不安や
実はこっそり痛めて壊していた自分の腰の不調など
うまくいかない事があると、好調の時には見えない
見えなくなってしまいがちな
本当の価値を見つめ直す事が出来るという話です。
実際に、こういったきっかけで
色々な事見つめなおして、僕自身
また、新たに試みたい事が見えてきました。
タイミングで形にして、またお伝えしたいと思います。
あと、最後に
店舗に品切れがち、オーダー待ちだった、人気ラインのコードバン各アイテムがかなり揃ってます。
ブログのホームからもオンラインに飛べるので、是非チェックしてみて下さい。