TOMYのBLOG

TOMYMADE

前回の後編

こんばんは

 

TOMYです

 

前回の続きから。

 

再び作り出す財布は

 

アート、ユニセックス、サスティナブル

 

を落とし込んだ「普遍的だけど、めちゃくちゃ魅力ある財布」にしようと決めました。

 

紙幣、硬貨、カードとサイズが決まっているものに対して

 

「奇をてらう」

 

のでは無く、まずは前提に、使い手が長く愛せる姿形をデザインしようと。

 

世の中にはひと通りの財布がもはや出尽くし、モノで溢れています。

 

それを逆説的にデザインして、変わったものが出来たとしても、実用品として愛されるモノでなければ財布は意味がないと思いました。

 

(昔は変わったの作りましたが)

 

 

その為、TOMYMADEの財布は一見、ベーシックで違いの説明は難しいのですが

 

そこに

 

アート、ユニセックス、サスティナブル

 

の価値観を詰め込むようにしています。

 

それらを詰め込んだTOMYMADEの財布はどんなモノなのか?

 

なぜユニセックスなのか?

これは、エイジングするレザーは女性に向かない、好まれないという傾向に前向きな影響を与えたいと思うからです。

 

適切な薄さ厚み、色味、金具の美しさ

 

大切にしています。

 

 

こういった部分が

 

いわゆるエイジングするレザーでは

 

男性的なデザインのモノが多く

 

 

 

エイジングするレザーでありながらも女性が取り入れられるデザインを追求しています。

 

エイジングするレザーを愛せるのは、人が歳を重ねていく時に、その歳の美しさを見出す素晴らしさに似ています。

 

若い事だけが美の正解では無いような感覚。

 

といいますか。

 

しかし、レザーにおいて女性のアイテムは新品からの使用の時間経過が

 

減点システム

 

になっていると感じる部分が多く、

 

 

レザーの若さだけを保つような感覚が植え付けられている傾向があります。(ブランド品の影響が大きいかと思います)

 

 

この感覚を変えるのは、

 

 

経年で変わる表情を

 

自分が大切に育てる

 

という

 

「価値観」

 

を取り入れる事だと思うのです。

 

その為に、TOMYMADEは素材感のよいレザーに透明感ある染料の美しい染色。そして表情が変わっていく素材をあえて選びます。

 

この魅力に気づき、育んでもらいたいと思っています。

 

とはいえ、無骨で大味で硬いモノでは取り入れて貰えないので、

 

レザー以外の

 

金具も独自の配色で作り、ステッチの色、フォルム、トータルのバランスで作ります。

 

やっぱり、製作背景や想いはもちろん大切ですが

 

 

 

見た目がよい

 

これは絶対です。

 

むしろ

 

かっこいい、美しい、かわいい

 

入り口はなんでもよくて。

 

そこから入ってものを知ったら、なんだか、長く愛せるモノだと知ったりするのもいいのです。

 

 

それらが、形になった時、女性にも届く素材感ある育つ財布になるのです。

 

それがTOMYMADEのユニセックスです。

 

 

 

 

あと、男性の方、安心してください。笑

 

このバランスは、本当におもしろくて

 

 

男性のスーツにも相性良く仕上がります。

 

また、差が出るのはスーツ以外の時も

 

紳士用財布の「おじさんっぽい硬さ」

 

が出ない部分です。

 

 

 

 

 

 

最後に

 

 

レザーは高級素材であり、恵まれた副産物であること。

 

つまり、作り方や使い方で命だったり、環境に対して善にも悪にも振れるものです。

 

 

であれば、出来る限り、環境負担に配慮した素材作りを取り入れる。

 

長く使えるように品質よく。無駄に作り過ぎず。出来る限りあます事無く。

 

 

つまり体質よく。

 

そんな当たり前のようで忘れられがちな事を大切にします。

 

 

 

 

アート、ユニセックス、サスティナブル

 

こんな価値観が詰まった

 

「普遍的だけどめちゃくちゃ魅力ある財布」

 

それが

 

 

TOMYMADEの財布への想いです。

 

 

 

以上です。

 

ではまた。

 

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